3 Oct 2017
自分の体が何に対してアレルギーを起こしているのか、また消化できずに溜まっているのか。そして不足している栄養素は?最近疲れやすいのは何故?このような事が気になっている人も多いのではないでしょうか。これらの内容を調べる手段があります。それが毛髪検査です。ここでは毛髪検査の内容の解説と、実際にわたしが受けた検査結果を掲載して、どのような事を検査で知ることができるのか見ていきましょう。
どのようにして検査するのでしょうか
毛髪検査は髪の毛を数センチ、30本ほど検査機関に送って髪の毛を検査することで、体で消化できずに残っているものを特定できます。髪の毛は解毒できずに体内に溜まっているものを排泄する機能を持っているので、髪の毛が食べたもので消化できていないものの記録となります。これを解析することでアレルギー、不耐症を特定することができます。
検査項目は数百種類
検査項目は数百種類にもおよび、穀類、脂肪類、果物、豆類、野菜、ナッツ・種子、乳製品、肉類、魚介類、添加物、毛・埃、花粉、洗面用品、重金属など。各項目に色がつけば代謝不良で体内に残っていることになります。赤色が高レベル、オレンジが中レベル、黄色が低レベルを表しています。
また、不足しているビタミン・ミネラル、水分などもわかるようですね。
検査結果表からわかること
これは私が受けた毛髪検査の結果報告書です(2016年9月)
食物では卵と鶏肉・マヨネーズが赤(高レベル)、小麦類・ピーナッツがオレンジ(中レベル)
環境では芝生・干し草が赤、羽毛がオレンジ、添加物ではグルタミン酸ナトリウムがオレンジという結果です。
卵は週に2~3個程度、鶏肉は週2、3回食べていたのですが毎日食べていたわけではないので、まさかの赤色に驚きました。ピーナッツはおやつでよく食べていたので納得ですね。参考までにアフラトキシンというのはナッツ類につくカビ毒で、船便で海外から輸入される数ヶ月の旅の間にカビが付着するのだそうです。輸入の検査基準値があるのでそれ以下の微量のはずですが、食べ過ぎると消化不良で溜まってしまうようですね。ちなみにカビ毒は強い発がん性があるので今はピーナッツはまったく食べていません。
次に検査結果がでたらどうするのかを見ていきましょう。
グルタミン酸ナトリウムについての詳しい記事はこちら
検査結果が出たら・・・
私の場合は赤色のものを徹底的に2週間除去してみました。赤色の卵と鶏肉は一切食べず、オレンジ色のピーナッツをやめました。そしてグルタミン酸ナトリウムと小麦を今まで食べていた量の半分以下にしてみたのです。
その結果1週間ほどしてから肌の調子が良くなり、疲れ気味だった体も疲れにくくなり、睡眠も深くなりました。なんというか、体が軽くなった感じで精神的にも安定してきました。不安に思うことも減り、同じ状況でもイライラすることがなくなったのです。
自分の体に合わないものは、完全除去するというよりは適切な量以上を食べないこと、即ち自分の消化能力以上に食べないことが大切だと思います。その目安としてこの毛髪検査は非常に有効な手段のひとつではないでしょうか。毛髪検査を実施してから5ヶ月目ですが、卵や小麦には以前より敏感に反応するようになっているようです。前に食べていた量より少なくても痒みはでますが、すぐに抜けていく感じです。
また、報告書にも記載してありますが各検査項目に色はついていないからアレルギーを起こさないとは限らないそうです。色がつかなかったからといっていくら食べてもいいということではありません。体の消化能力を超えれば必ず溜まっていき、アレルギーを起こす可能性があるのです。
色がついた食材を食べたとき、一定期間食べなかった時の体の反応を注意深く観察して自分の体に合わないものを特定していこうと思っています。色がついていない食材も根気よく食べない期間を設けて体の反応を見ていきます。これには食物日誌が有効ですのでこちらも後日報告しようと思います。皆さんもご参考になさってください。
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