さあ、その痒みにさようなら!アトピー、アレルギーの原因を見つける方法 アレルギー血液検査とアレルゲンの特定

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アレルギー症状が出ている人がまずやるべきことのひとつに、アレルギー血液検査があります。検査の内容の解説と考え方をお伝えします。

これは病院で受けられる検査で、わたしが受けたときは5000円程度でした。(2010年時点)アレルギー症状がある方は自分がどんな食物と環境にアレルギー反応を示すのかを知っておくのはとても大切な事だと思います。

ではどんな項目が検査結果でわかるのか、また結果が出たあと、どうすれば良いのか、どう捉えたら良いのかを見ていきましょう。

検査で判ること IgE値とアレルゲン

血液検査で判ることの項目のひとつにIgEという数値があります。こらはIgE抗体(免疫グロブリンE)の数を表し、数値が高ければ高いほど体にアレルギー抗体が多い事を示します。上の写真はわたしの検査結果です。いろいろな物質、食品に対してアレルゲンがあるかの判定をしてもらえます。ハウスダスト、コナヒョウダニが6 カンジダが5 ネコ皮屑が3、卵白が1などと出ていますね。

現在は200種類以上のアレルゲンに対する測定をすることができるそうです。測定値は0~6の7段階で示され、7が最高で抗体が多い事を表しています。そしてこの値が高い項目の物質や食物に対して即時型アレルギーがあると解釈しましょう。

検査表の見方

まずIgE値については7歳以上は170IU/mL以下が基準値とされ、正常範囲とされているようです。わたしは7930なので異常に高い値を示していると医者にいわれました。そして各項目ですが環境物質や食物に対して7段階でアレルゲン陽性が判別されます。ここで高い値を示したものに対しては気を付けておく必要があると思います。食べた後の反応を自分で観察するのが良いと思いますが、あくまで医師に相談の上で実施してください。

ここで重要なことは、ある物質、食物に陽性(数値が高い)結果がでかたらといって、アレルギー症状がでるとは限らないということです。陽性反応が出たアレルゲン物質に触れたり食べたりしても症状が出ない場合も多くあり、逆に陰性と出ているアレルゲンに対して症状が出る事もあるそうです。

わたしもそうでしたが、小麦に対して0、卵白に対しては1と出ていましたが、実際には小麦と卵白で代謝不良(消化できずに体に残っている)を起こしていることが毛髪検査で判明しました。血液検査と毛髪検査の時期が6年開いているので、この期間に卵を食べ過ぎて代謝不良を起こしたのかも知れません。しかし、1週間に2個か3個程度しか食べないので、理由がいまいちはっきりしません。

ですが、卵白はありとあらゆる加工食品に使われています。ちくわ、クッキー、ケーキスポンジ、ソーセージ、パン、ラーメンなど、単純に卵料理だけで考えているよりたくさん摂取していると思われます。

また、 鶏卵にアレルギーを起こす人は鶏肉にも反応する場合が多いので鶏卵と鶏肉、そして鶏卵を含む加工食品を両方カウントしなければならないと思いますので、食べ過ぎないように気を付けておきましょう。

まとめ

血液検査は自分の体がIgE抗体の数値がわかる検査です。アレルギーは体に入ってきた異物(自分の体に合わない)代謝しきれないものを体から排泄する症状ですので、症状を抑えるにはアレルゲンを体に入れない、触れないことが一番だと思います。また、IgE値が反応していてもあくまで数値が陽性というだけであって、その食物を食べて症状がでなければアレルギーを起こしていることにはなりません。逆に数値は陰性でもアレルギーを起こす食材もあるということです。検査結果を見て自分が何に対して弱いのかを認識しておくとよいと思いますので、一度検査してみてはいかがでしょうか。医師と相談の上うまく実践して健康な体を維持していきましょう。

 

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