アレルギー体質の食事改善方法教えます 食事記録とアレルギー原因食材の見つけ方

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何が原因でアレルギーを起こすのか。その原因さえ見つかれば対処できるのに。こう思って悩んでいる人は多いはずです。自分のお子さんのことならなおさらですよね。今日はアレルギーと密接に関係している食事改善の方法について書いていこうと思います。

アレルギーを起こす、または体調を悪くする食材を見つけるには検査を受けないといけません。このブログでもご紹介しているRAST血液検査毛髪検査などです。でも検査ってお金かかるし、面倒くさいですよね。今日はそんなあなたに自分で出来る、身体に合わない食材の見つけ方を教えましょう。一生使えるテクニックですので是非身につけてください。

毛髪検査を知らない方は下記の記事を参照してください。

血液検査を知らない方は下記の記事を参照してください。

リストアップと分類

最初のステップです。まず2週間、食事記録を付けましょう。
食物日誌(食事記録)の書き方が分からない方は下記の記事を参照してください。

食事記録の目的は自分の体調を崩す原因となっている食材を浮き彫りにすることです。米類、小麦類、乳製品、豆類、発酵食品、とうもろこし、卵、魚、肉などに分けていきます。食事の記録とあわせてその日の体調、肌の調子を5段階で評価していきましょう。
2週間ほど記録をとったら、体調の優れない日、5段階評価で2とか3がついた日にマーキングします。そしてその日の前日、前々日に食べたものを見てみましょう。




怪しい食材候補を探す

体調評価の悪かった日の前日、前々日に食べたものに共通する食材が見つかると思います。肌の調子が「2.5」の前日をみてみると私の場合、乳製品(この場合バター)、青魚、植物油脂(ドレッシング)が怪しいですね。(普段乳製品やドレッシングは全く食べませんし、青魚は前々から何となく怪しいと気になっていた)怪しい食材をピックアップできたら、この食材を2週間一切食べないようにします。このとき注意するのは食べないものは1つだけにすること。いっぺんにいろいろ食べないようにすると、どれが原因の食材か特定できません。

怪しいと思う食材を見つけて、今回の私の場合でいえば例えば、青魚を2週間一切食べないようにして体調を観察します。この間も食事記録をつけたほうが分かりやすいですね。そして体調が良くなればその食材は”犯人”と一旦決めます。”一旦”と書いたのはまだ確定ではない可能性があるからです。次に、別の犯人候補があればそれを同じように2週間抜いて様子を見ます。こうして、食事記録をつけながら怪しい食材を見つけては2週間抜くということを実践するのです

 

犯人候補を食べてみよう

さて、最終ステップです。しばらく食べていない「犯人候補食材」。今度はこれを食べて見ましょう。できれば少量にしておいたほうが無難です。ここは重要なので注意して頂きたいのですが、犯人候補が真犯人だった場合には食べると症状が強く現れる傾向があります。ですので少なめに食べてみましょう。(お子様の場合は医師の指示を受けたほうが良いと思います)

食べてみて体調が悪化したら犯人確定。その食材は”黒”。犯人です。このようにひとつの食材を食べない期間を設けて様子を見て、再度食べて体調が悪化すれば自分の体に合っていない食材が見えてきます。体に良いと思って毎日食べていたものが「犯人」であることが多いようです。わたしの場合も米がと小麦が犯人だったので、まさか!と思いました。だってパンと米は主食でしょう。それが食べすぎだなんて思いもよりませんでした。おかげで今現在は体調万全です。

例えば「納豆」「米」「味噌汁」。大豆、米、発酵食品。これらは体に良いイメージが刷り込まれていますが、毎日食べると消化できていない場合が多いようです。私は小麦と米は少量にしておかないと体調を崩します。小麦に含まれるたんぱく質はたんぱく質の中で一番難消化性なので気をつけています。パンやケーキを食べると一撃で体調が悪くなります。少量の揚げ物の衣ぐらいならOKなので食べてます。

このように自分に合った量を見極めれば全く食べれないわけではなく、あくまで自分の許容量の範囲内で食べることです。言い換えれば自分の消化能力以上食べない。これにつきます。人はそれぞれ持っている消化能力が違います。持っている消化酵素の量が皆違うのです。たとえばたんぱく質を分解する酵素はプロテアーゼといいます。乳糖を分解するのはラクターゼ。ラクターゼが少ないと乳糖不耐症となって、牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする。というような不快症状が出てくるのです。

食は皆に共通して体に良い影響を与えるものではありません。健康に関する雑誌などを読むと「この食材が○○に効く」「これを食べれば健康になる」などの文字が躍りますが、食材にはメリットとデメリット両方が共存しており、当然食べ過ぎればよくないし、ある人によっては有益な食材でも別のある人にとっては毒になるかもしれないです。結局は自分の体と対話して少しの反応に耳を傾けてあげるしかないと思います。

みなさんも是非自分の体が何を好んで、何を嫌がるのかを見つけてあげてください。そうすることですばらしい人生が開けてゆくと思いますのでコツコツと努力していきましょう。

 

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