12 Nov 2016
日本人の小麦アレルギーの人口はどんどん増えているそうです。
これは戦後アメリカの小麦戦略で日本が小麦輸入を強制されて小麦が広く庶民の間で食されるようになったことが原因と言われています。それまで米一筋だった日本人に小麦文化が入ってきて70年。戦後の食文化の変化とともにアレルギーが激増しているのをみると、食事の変化がアレルギーを誘発していることは間違いないでしょう。
小麦はありとあらゆる食品に使われており、小麦アレルギーの人は食事に苦慮することになるのですが、小麦を使っていない食事法、小麦代替食品もたくさんありますので、それをご紹介しましょう。
パン、麺類、揚げ物、おやつ(ケーキやクッキー)にかわる食品はこれ!
パン
小麦食品の代表ともいえるパンですが、これの代替食品は米粉パン。ただし気を付けてほしいのは米粉パンといっても半分は小麦が使ってあったりしますので必ず原材料を確認しましょう。おすすめなのは自家製米粉パン。米粉でパンを作れるホームベーカリーが必要です。米粉を買ってきてレシピ通りにつくれば焼き立て米粉パンの出来上がりです。
お米で作れるホームベーカリーが
パナソニック ホームベーカリー GOPAN(ゴパン) 1斤タイプ ホワイト SD-RBM1001-W
お米をそのまま投入してお米パンを作れますよ。
最初はコツをつかむまで上手く焼けない場合もありますが、慣れれば簡単!モチモチ米粉パンが食べられますよ!
米粉は原材料表示を必ずチェックしてください。パッケージに米粉と書かれていても、小麦が混ぜてある商品も多いので重い小麦アレルギーの人向けに作るときは純粋な米粉で作りましょう。
麺類と餃子の皮
みんな大好き麺類。ラーメン、うどん、そば、パスタ それから餃子や春巻き。全部小麦食品です。
これらの代替食品は春雨、フォー、ライスパスタ、そして皮はライスシートが使えますよ。
・ライスパスタ
Plus グルテンフリー ライスパスタ 米粉パスタ 200g×15袋
そして餃子の皮の代替食品はライスペーパ。このライスペーパは水で戻して生春巻きに使えるので、魚介類と野菜を巻いて食べるととてもヘルシーでおいしいですよ。アレンジ次第で揚げ餃子などにも使えそうですね。
揚げ物
コロッケやとんかつなどの揚げ物はおいしいですよね。特に育ちざかりのお子さんがいるご家庭では揚げ物作って食べさせてあげたいと思います。
問題は衣。衣にはパン粉を使うので小麦アレルギーの人はNG。パン粉に替わって使える食材は
プレミアムコーンフレーク
これは普通の砂糖をまぶしたコーンフレークではなく、トウモロコシのみ(食塩と砂糖が少しはいっています)のプレーンタイプ。
これを衣として使います。ザクザクした食感が最高ですよ!
おやつ
おやつは焼きもち、きな粉もち、おはぎ、おせんべい、ヨーグルトなどにしてください。焼きもちは醤油、きな粉、ぜんざいなどで。みたらし団子、おはぎなどもおいしいですね。もち、米、きな粉、くず粉などを使ったおやつのバリエーションはたくさんあります。米粉を使ったお菓子もあります。MS こめ粉ロールクッキー 10個
今アレルギーがない食材でも消化できずに体に残った状態で、また同じ食材を食べればさらに代謝(消化)できずに体にどんどんたまっていきます。これがアレルギーの始まるきっかけとなってしまいます。よく、「バケツに少しづつ溜まって行ってあふれた瞬間から花粉症がはじまる」と言われている、まさにコレです。ですので回転食(1回食べたら2~3日あける)を心がげて、毎日同じ食材は食べないように工夫することが大切です。自分の消化能力を超えて食べないこと。これがとても重要です。
そして、自分の体が消化を不得意とする食物を毛髪検査などで調べ、意識的に避ける、または量を減らすことでアレルギーを起こさずに元気な体を維持していきましょう!
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