あまーい罠!?砂糖は敵か味方か 砂糖の害と効能

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砂糖の害と効能について検証してみたいと思います。
ケーキやクッキーお料理など何にでも使えて美味しい砂糖ですが、最近は砂糖の過剰摂取によるデメリット、言い換えれば害についていろいろと報道されるようになりました。砂糖の体に与える作用を色々な方面からのアプローチで検証してみたいと思います。

 

砂糖の体に与える良い効果と悪い効果

先日の新聞に世界保健機関WHOから発表された砂糖摂取に関する記事が掲載されました。それによりますと、砂糖の多量摂取は控えるように書いてあります。小さじ6杯(25g)を1日の限度となっているようですね。

炭酸飲料は大量の砂糖が入っています。記事によるとペプシコーラは小さじ10杯分(約40g)の砂糖が使われているようですね。メーカーはこれを減らす方向で実施するとしています。そしてアメリカの一部の州では砂糖のたくさん入った炭酸飲料には「ソーダ税」をかける動きがあるそうです。それだけアメリカでは砂糖の害に対して深刻に捉えていると言えそうですね。

日本では砂糖の害や添加物の害に対する意識が海外に比べて低い傾向にあるようです。しかしながら、日本人の2人に1人がガンになり、3人に1人がガンで死亡しています。

分子栄養学の権威 森山晃嗣(もりやま あきつぐ)氏は”癌になられた方はこの白砂糖や精白した小麦粉を原料とする加工食品と食べないようにする事が一番目のアドバイスです"といっています。

白砂糖は栄養素0のカロリーのみの食品です。砂糖はビタミン、ミネラル含んでいる甜菜糖や黒砂糖が良いでしょう。

白砂糖はアトピーにも悪い影響を及ぼします。どのアレルギーの本を読んでも白砂糖多量摂取はアレルギーを悪化させると書いているので、控えめにする事を心がけましょう。

そして「スポーツドリンクの落とし穴 子供のアトピー性皮膚炎悪化の要因」でも触れていますが、見落としがちなのがスポーツドリンクやジュース類です。食べ物だけでなく飲み物の砂糖含有量にも気をつけてください。原材料表示にぶどう糖果糖液糖と1番最初に書かれていれば、原材料の中で砂糖が1番多く使われているということです。購入する際の目安にしてみましょう。

反対に白砂糖には良い面は全くないのでしょうか?そんな事はありません。脳は疲れた時に糖質を欲しがるので血糖値のすぐに上がる白砂糖は即効性があるので、頭が疲れたと感じる時はチョコやあめ玉をひとかけら食べるだけでグンと元気になります。が、たくさん食べるのは上記で書いたように良くありません。適度に、必要な時に適切に摂りましょう。

また、アトピーの側面から見るとチョコレートは肌に良くないようです。チョコレートはアトピーを悪化させる要因のひとつ。おそらくひとつには植物油脂を含んでいることがあげられます。チョコレートの種類にもよりますが、植物油脂が原材料表示に一番最初にかかれているような、生チョコなどと謳っている製品は注意が必要です。油でまろやかにしている製品が多いようですね。酸化した油は体に対して多くのダメージを与えます。特にオメガ6の植物油には気を付けなければなりません。

外国産の方が原材料はシンプルで良いものが多いですね。日本産は色々なものが入っています。少し値段は高めですが、植物油脂の入っていない、添加物の少ないものを選びましょう。

まとめ

砂糖は控えめに、頭が疲れた時は少しだけとって血糖値を上げてあげましょう。常食的に砂糖を多量に摂取するのは厳禁です。アレルギー、アトピー、ガンを誘発すると考えられます。砂糖の種類も甜菜糖、黒砂糖などのビタミン、ミネラルを含んでいるものを使うと体のビタミン、ミネラル、カルシウムを失わなくて済みます。長年の積み重ねが後々の健康に大きく作用します。砂糖とはうまく付き合って健康な体を維持して素晴らしい人生につなげて行きましょう。

 

参考にしたサイト

森山晃嗣の正常分子栄養学のすすめ

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